インドネシア政府公認ASAA校認定バリニーズエステ

テクニックだけではなく、ワンランク上の技術の修得

当協会のバリニーズエステ資格はインドネシア政府公認のバリ島にあるASAAという学校の認定資格です。当協会を卒業するとバリ島の本校に特待生として留学することも可能です。

ここではバリニーズエステとASAAの学校について詳しくお話していきます。

【バリエステの歴史】

バリエステのルーツは世界三大医学の一つインドの伝承療法「アーユルヴェーダ」です。このアーユルヴェーダは1525年頃、ヒンズー教と共にインドからバリ島へと流れながら、ジャワ島などの独自の植物療法が加わり、健康法だけではなく、王族たちの美容法とへ発展しました。

その後、ヨーロッパの文化が広がり、ポルトガル人を始めオランダ政府がバリ島を統治するにあたり、当時のバリ社会を慎重に研究し旧王族に実質的統治を任せる間接統治を選びます。この政策が結果的に島社会の混乱を防ぎ、貴重な伝統文化の保護継承に繋がりました。

この頃からバリ島は「ポリネシア文化とアジア文化が合流する地上の楽園」と囁かれだし、多くの欧米人が訪れるようになります。1930年頃にはヨーロッパ人の技法や感性に影響を受けて、バリエステ(伝統療法)は今日のスタイルへと発展していきました。

インドのアーユルヴェーダを源流とした伝承美容健康法に、ヨーロッパのマッサージ技法、さらにバリ独特の花・果実・種子・根茎などのメディカルハーブを使用した独自の植物療法である「ジャムウ」を代表とするアロマテラピーが融合し、今日のバリエステが誕生しました。

【バリエステの美に対する考え方】

インドネシアにはRupasampat Wahya Bhiantaraという古来ジャワ思想表現があります。

女性のライフサイクルに合わせたトータルビューティーケアに関する古来からの知恵を示したものです。大まかに翻訳すると「美しさは内面と外側、両方の美しさの反映である」と教えています。バリでもその思想がヒンズーの教えと共に現在まで受け継がれています。

その教えについて少しお話します。

いつまでも美しくありたいという願いは万国共通です。

では美しく輝いて見える人はどんな人でしょうか。

外見だけ、様々なハーブや技法などを使いエステを行い磨き上げてもそれだけでは綺麗になりません。

「健康」でなければ人は美しくはありません。バリではジャムウ(インドネシアの漢方やハーブ)を使用して内面からも人を磨きます。では、健康で外見的に美しければ魅力があるのでしょうか。

とても大切なものがあります。それは「心」です。感謝の気持ち、人に対する思いやり、優しさを持ち、しっかりとした未来への目標、夢を持って、生き生きとした日々を過ごしている人はとても眩しく輝いて見えるものです。

さらに、Daya Putihというメディテーションやヨガなどのような心を純化する習慣があります。心の浄化、精進そして、より一層の奉仕(オファーリング)といったものを継続する精神力を高め、我々の生活の中で献身的な姿勢となる感謝の気持ちと他人への思いやり。Daya Putihは我々の内面にあるのだと解説しています。

こういった思想背景を持つバリ島は地理的条件にも恵まれ、さらにトータルビューティーケアへの思想の継承などによってヘルシーで美しさとリラクゼーションのバリニーズエステが育まれてきました。

【バリエステASAA校の考え】

ASAAはアビアン・スパ・エステティック・アカデミーの略です。ASAAでは技術だけではなく、施術者(セラピスト)としての「心のあり方」を是非学んで欲しいと願っております。エステは施術を受ける人と、施術者とが肌の触れ合いを通して、エネルギーの交換が起きます。テクニックだけでは素晴らしいエステは出来ません。バリは物質文明的には後進国ですが、精神文明では先進国だと自負しています。貴女の学ぶ技術に魂が入るかどうかで修得した技術に大きな差が出ます。

時を止めて、耳を澄ませて、何かを感じ取り、貴女の心の財産にして欲しいと願っています。

当協会もバリエステの素晴らしい考えやテクニック、またASAAで教えている「心のあり方」を継承して日本で伝えていきたいと思っています。テクニックだけではなく、ワンランク上の技術の修得を是非目指して頂けたらと思います。

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